ボーンホルム・タイムズ紙に載って

「こんなところに日本人」という番組に出ました。その放送を意外な所で喜んでくれたのが、ペダスカー村。Facebookに村人グループがあって、そこに投稿をしたら、大騒ぎになりました(といっても30回シェア程度ですが)。そして、それを見た島のローカル新聞の記者が、話を聞きに電話してきました。最初は、どんな番組なのかよく分かっていなかった記者も、背景を理解するうちに「これはいい記事になるわ!」と大喜び。2019年1月18日(金)の新聞に掲載されました。

ボーンホルム・タイムズ紙 (2019年1月18日)

イトルは「あなたはなぜこんなところに?」。ちょっと「Youは何しに日本へ」の変形バージョンみたいになってしまいました。記事によると、「こんなところに日本人」に似た番組がデンマークにもあって、Sporløs (DR1)(※映像はみれません)やStore Skattejagt (DR2) (※映像は見れません)という番組では、行方不明になっている知合いや家族、宝物を探し出すようです。ただ、日本の番組は、辺鄙な土地に住む日本人を村の名前だけをヒントに探し出す、という点でデンマークの番組とは違っていて、地元の人との出会いや理由を追求する過程がユニークだと書いています。毎週何百万人という日本人が見ているという事実にも驚愕しています。

本のTV局の方が羽田美智子さんを含め8人も、クルーを組んでやってきましたが、それにも驚いていました。デンマーク人の記者にとって興味津々だったのは、日本のTV局がどうやってペダスカー村に住んでいる私を見つけ出したか、ということでした。実は、このブログがきっかけです。さらに、私が「デンマークにもう一度、来たい」という夢を叶えるのに20年もかかってしまった、ということをとても理解してくれて、「彼女には、運命な理由があった」「一言でいうとKærelighed(=Love)」と結んでくれました。

TVも新聞も、さすがプロの方だけあって、表現が上手です。20年来の夢が叶った、最愛の人と一緒に過ごしていくというと、めくるめく壮大なストーリーが展開しているようです。しかし、現実はドタドタ、バタバタの連続です。ご迷惑をおかけした方も沢山います。自分で振り返っても、綱渡りのような人生の選択に冷や冷やします。家族にはどれだけ心配を掛けたことでしょう。

らに現実的な事実は、夢が叶っても日常は続く、という点です。TVではカットされてしまいましたが、私たちはインタビューの中で「辛抱(Tålmodig)」という言葉を繰り返しました。これまでも辛抱、これからも辛抱。辛抱の先に、夢が叶うものだと信じています。

とは、天のみぞ知る。デンマーク語ではDer er mere mellem himmel og jord…(直訳:天地の間以上の何かある、人智を超えた何か)と言うそうです。心にまで染みそうな青空を見上げながら、ボーンホルム島にいる不思議をしみじみと感じました。

北ボーンホルム

それにつけても羽田美智子さん。美しい上に気さくで、ころころとよく笑う素敵な方でした。お声も癒し。いただいた手袋を時々眺めては、あれは現実だったのかしらと思うことがあります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください