北欧コロナ対応のいろいろ

ロナがヨーロッパに広がり始めたときは、北欧諸国の感染者数はほぼ横並びでした。ところが最近、スウェーデンが突出して感染拡大の様相を呈しています。これは、私にとっても疑問の一つでした。

出典:Worldmeters (4月4日現在)

BBCニュースによると「スウェーデンではロックダウンしていない」のだそうです。学校も映画館も開いているようです。北欧諸国としてよく一括りにされるスウェーデン、デンマークですが、ここまで政策が違うとは思いませんでした。スウェーデンではロックダウンしたほうがいいという懸念の声が出ているようですが、インタビューに答えた首相は「この状況下にあって、何が正解かは誰にも分からないが、自分たちの方法に自信はある」と言っていました。関連するBBCのニュースはこちら

その時、首相は「医療現場でのプレッシャーはデンマークでも同様」と言及。確かに、人口当たりの感染者数はデンマークのほうが多いのも事実(※スウェーデンの人口はデンマークの倍)です。

の次のニュースでは、ヨーロッパでは比較的封じ込めに成功している例としてデンマークが取り上げられ、「緩やかなExit Plan(ロックダウンの解除)」について検討されました。Exit Planと聞くと、中央銀行による量的緩和をどこで解除するかというExit Planを思い出します。量的緩和もとめどなく終わりを知らないように、ロックダウン解除のタイミングも困難なことでしょう。日本は一時、中国からの感染ルートを断って封じ込めに成功したかに見えましたが、新たな複数のルートからの再燃が懸念されます。せめてもの救いになるのは、免疫を獲得すればいいという点でしょうか。

ウェーデンの方策も、緩やかに免疫獲得者を増やしたいという思惑があると思います。もちろん、一人ひとりの自覚、責任において、弱者を守るという大きな条件がついていることは忘れてはなりませんし、それが功を奏するかは、やはり誰にも分かりません。もしかしたら、英ジョンソン首相が当初もくろんだ方策はスウェーデン方式だったのかもしれません。世論に押されて結局ロックダウンの道を辿っています。私はロックダウンがいいのか、どうか分かりません。ただ、私はデンマークがExit Planを急いで失敗しないようにと願うばかりです。

 

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