新年の花火とその後

が付けば2019年も1ヶ月が過ぎました。月末のけじめになったのは「花火の始末」です。

火といえば、デンマークの新年を彩る欠かせない行事です。中国の新節の爆竹の凄さにも驚きますが、デンマークの花火も結構なものです。花火を挙げるのは一般人。とはいえ、私から見たらプロかと思うような本格的な打ち上げ花火が、至るところで打ち上げられます。ドドンパ、ドドンパ。遠くでもドドンパ、近くでもドドンパ。コペンハーゲン市内で見たときには、市内全体が壮大なディズニーランドのようでした。古い街並みのシルエットに輝く花火は、幻想的にすら見えました。島では、30㎞ほど離れた町の方面がパーーっと明るく照らされ、爆撃されているかのようで風情は若干異なります。

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んなに威力のある花火をあげていいのか、という疑問を持つのは私だけではないようです。毎年のようにケガ人が続出。年々エスカレートする花火に、行政も苦言を呈しています。安全メガネは、点火する人も見る人も必須です。中国などからの違法花火も問題になっています。花火カタログには「万歳」と書かれた日本の花火も登場し、一箱999kr(16,750円)で販売されています。このような花火の販売が許可されるのは年末のみ。打ち上げても良い期間は12月27日から1月1日と決められています。それ以外の期間に打ち上げるのは違法です。

のパートナーは「花火なぞ興味がない」風を装いながら、いつも最後の最後、ギリギリに花火を買います。「ロケット花火だけでいいよな」といいながら、じーっと花火コーナーで熟慮したあと、最後の最後は大きな打ち上げ花火パックを買っています。でも、今年の大晦日は風が強くて、へっぴり腰のパートナーは途中で断念。翌日の1月2日に残りを打ち上げるつもりだったのですが、2日はすでに花火期間を経過した後でした。

りの花火はどうするか?翌年まで保管していてもよいそうです。でも、湿気を含んだり直射日光に当たったりすると、火薬が不安定になり、点火や打ち上げのときに危険が増すそうです。ですから、近隣のごみ収集所で処理してもらいます。島のごみ収集所では1月いっぱいまで花火受付。さっき、ガレージにあった残りの花火を処分して、新年気分ともお別れしました。

 

こういうのを、デンマーク語ではDen der gemmer til natten, gemmer man til kattenというそうです。「夜食にとっておいたものは、結局ネコのものになる」。そうブツブツ言いながら、パートナーは花火を捨てていました。母がよく使う言葉「欲すりゃ、ブーする」に似たような意味だろうなと解釈しました。ただし、デンマーク語のほうは韻を踏んでいて(nattenとkatten)ちょっと洗練されています。

 

 

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