デンマークの怖い生き物

前、デンマーク人の男の子に「デンマークで気を付けるべき生き物は何か?」と聞いたところ、しばらく考えたのち「FLÅT」との答えがありました。なにやらよく聞いてみると、2mm程度の小さな生き物で足が8本。食いついたら頭を差し込んで、しばらく吸血しているとのこと。気味の悪い生き物です。しかもその頭から毒を吐くので、気が付いたら頭をギュッと掴んで一気にまっすぐ引きぬくべしとのこと。抜き方によっては頭が残ってしまったり、毒を吐く猶予を与えたりしてしまうそうです。それは、厄介。さらに嫌なことは、人によって、赤いリングが発疹し、ひどい場合感染症を起こすというのです。その場合、すぐに病院に行かないといけません。その男の子がいうには、子供の頃、頭にリングが出て病院に行ったとか。パートナーに恐る恐る聞いてみると、やはり。狩猟に出かけた後で、股間が腫上りリングが出たとのこと。病院嫌いの彼ですが、その時はさすがに飛んで行って抗生物質を打ってもらったそうです。

い生き物です。森や林の中で、鹿などの動物に寄生しているようですが、人間にも食いつくので注意が必要です。

本では聞いたことがなかったのですが、「マダニ」のことでした。私はブラックベリーを採取しているときに、肘にFLÅTがウロウロしているのを見つけ、恐れおののきました。それ以来、庭仕事をするときは作業ズボンと長袖、皮の手袋で常に重装備しています。

らに怖い生き物はいます。スズメバチです。プラムの収穫を始めたのですが、これがスズメバチの好物らしいのです。それを聞いて、今日は重装備で臨みました。そうすると1.5㎝ほどの小さなスズメバチが確かにプラムの蜜を吸っています。甘いプラムはみんな大好き。仲良く食べたいものです。

 

ブラックベリーとプラム

怖い生き物は植物にもあります。Brændenælde、そのまま訳すと「やけど草」とでもいうのでしょうか。日本語ではセイヨウイラクサと呼ばれているようです。葉っぱがシソに似ています。私は最初、知らずに素手で掴み、手のひらがやけどしたように、痛くて痒くて大変な思いを一週間しました。

 

Brændenælde

れ以来、Brændenældeは私の天敵です。庭で見つけるとすっ飛んでいって退治します。厄介なことにBrændenældeは太い地下茎で繋がっていて、なかなか完全に駆除することができません。しかも新芽は可愛らしくハーブのような面持ちをしています。でも騙されません。

そんな悪態をつきながらの草むしりですが、デンマークも怖い生き物ばかりでないなと思わせてくれたのが、こちら。

四葉のクローバー

お分かりになりますか?

 

頭の男の子、「FLÅT」の話が一区切りすると、またしばらく少し考えてから、こう言いました。「でもね、もしかしたらデンマークで一番怖い生き物は…デンマーク人の女性かも。」

確かに。ただし、デンマーク人の女性について、これ以上のコメントは慎みたいと思います。