母の日

 

の日は世界共通ですね。ここ、デンマークでも2020年5月10日が「母の日」です。

母の日というのは、大概、五月晴れの爽やかな日曜日なのに、どことなく、凛と張りつめた寂しい感じがします。それは「いつも気が付かない優しさと愛情で私たちを見守ってくれている、お母さん。ありがとう」という感謝とともに、そのお母さんがいつかいなくなってしまうことへの一抹の不安、そして無意識に去来するその時の寂しさを、感じずにいられないからかもしれません。

のパートナーは子供だった頃に、お母さんをガンで亡くしています。それ以来、お父さんは後妻を娶ることもなく、独り身だったそうです。二人は、12年の間に7人の子供をもうけ、裕福ではなかったけれど、慎ましやかな幸せな家庭だったとパートナーは時々、昔ばなしをしてくれます。7人兄弟の末っ子だった彼ですが、彼が産まれたとき、お母さんは7人目の赤ん坊を抱いて、なお、「この子が産まれて、とても嬉しいわ」と言ったそうです。でも、彼は、お母さんのことはあまり覚えていないと言います。

すから、当然、私は彼のお母さんに会うことは叶いませんでした。どんな人だったのかなぁ、と写真と見て想像することは度々あります。私のことを見たら、何ていうだろう?一緒に編み物でもしたでしょうか?

母さんの話になると、少し寂しそうな顔をするパートナーですが、彼がよく使う4桁のパスワードが、お母さんの誕生日であることを私は知っています。例えば、二人で共有しているガソリンのカード。だから、私はガソリンを入れるたびに、お義母さんのことをちょっと考えます。どこか、宇宙のかなたでいいから、彼のことをずっと見守っていて欲しいと願います。

 

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