根菜類のレパートリー

根菜類セット

本であまり見たことのない野菜の一つが、様々な根菜類です。こちらでは「Rodfrugt」(直訳すると根っこの果物)と総称されますが、赤あり白あり。丸あり、長いのあり。カブのようなものから、赤ちゃんの頭ほどの爆弾のようなものまで、とにかくいろいろ。特にこれからの季節が旬です。繊維質に富み、ミネラル、ビタミンが豊富。お値段も安い。

参やジャガイモはこの部類の代表選手。赤いのはビーツ。白いのはPastinakと呼ばれます。英訳では「白ニンジン」となっていますが、ニンジンとも大根とも違う、若干セロリっぽい感じもします。なお、日本で一般的なセロリは「葉セロリ」と呼ばれ、こちらで「セロリ」というと「節セロリ」のことでゴツゴツした赤ちゃんの頭になります。

べ方はあまりよく知らいないので、私は大雑把にスープ。デンマーク人を見ていると、縦長に半分に切って、オイルであえて、オーブンやフライパンで焼くことが多いです。10㎝くらいの長い野菜をどのように盛り付けるか、脇で見ていたら、そのまま白いお皿に縦長に置いていました。まるで雪だるまの鼻です。基本は、この焼き野菜の応用で、あまりレパートリーを知りません。

菜類セットのパッケージに書かれた用途は、①オーブンで焼く、②スープにする、③肉団子の代わりにベジタリアン団子を作る。グーグルで調べても、①オーブンで焼く、②スープにする、③肉団子に混ぜて増量剤にする。新機軸では④マッシュポテトに混ぜる。やはり、あまりレパートリーがありません。どうも主役級になれる野菜でないことだけは、確かなようです。

 

【根菜類セットに書いてあったレシピ】根菜類のサラダ 

ジャガイモと根菜類セットの野菜はよく洗って皮をむき、一口大に。オイルとベーコンをまぶし、ベーキングペーパーを敷いた鉄板のうえに広げる。塩コショウしてから、オーブンは225度で30分。ルッコラと梨を用意。クルミは細かく砕く。ドレッシングにはヨーグルトとゴルゴンゾーラを混ぜておく。焼きあがった根菜と、もろもろを混ぜて出来上がり。

 

やはや、あんまり期待していなかったのに、やってみたらとってもおいしかったです。色も鮮やかで楽しいし、味がそれぞれ主張せずに穏やかに調和しているのが何より。「その国にまずいものなし」。その国の人がやっているように作るのが一番おいしく料理するコツなのでしょう。おかげでレパートリーが一つ増えました。

 

 

【追記】ツイッターで「新大陸発見する以前(=つまりジャガイモ以前)、ドイツはそら豆が主食だった」という報告がありました。それに続き「ロシアではカブ」とも。さっそくデンマーク人に聞いてみたところ、「デンマークではビーツ(赤い根菜)とケール(ちぢみ菜のような葉物野菜)」だったことが分かりました。なるほど。根菜類、むちゃくちゃ大切やってんな!