収穫礼拝のおかげでスナップス作り

は島のある教会のコーラスで歌っています。といってもまだ参加して3週間。家族ぐるみのゆるやかなコーラス隊で、週一回、練習後にリーダーの手料理をいただくのが楽しみです。今日は、そのコーラス隊とともに、生まれて初めて教会で歌いました。

おもしろいもので、教会での礼拝は毎週やっているのに、教会のコーラスは毎週歌わないのだそうです。ですから、私は3週間目にしてやっと、デビューということになりました。

日は「収穫礼拝」という特別な日です。教会の中は、手ずから摘まれたお花や野菜で飾り付けられ、厳かながらもどこか祭り気分。

さてさて。教会で歌うのも初めてなら、パイプオルガンをバックに歌うのも初めて。なかなか気持ちがいいものでした。本日の一曲はこちら→Det lysner over agres felt♪ 

讃美歌というと「きよしこの夜」のように、世界共通なのかと思っていましたが、全然違いました。1700年代から始まり、古いデンマークの讃美歌が700曲ほど歌集に収められています。繊細な旋律と中途半端に半音上がったまま終わるところなどが、デンマークのメロディーの特徴です。

礼拝のあとは、飾りに使った花と野菜を自由に持ち帰ることができました。私は、黒い実がなったとげとげの灌木の枝をもらったところ、「お。スナップス作りだね」と声を掛けられました。

ナップスとはジャガイモを原料とした、アルコール度40%の蒸留酒のことです。デンマークではアクアビットとも呼ばれます。若い人はあまり飲みませんが、渋めのおじさん達は節目のイベントで好んで昼からきゅーっといきます。何も味のついていない透明でストレートなものから、養命酒のように香料のいっぱい入ったものまでいろいろあります。自分でフルーツやベリー、ハーブなどを入れて香りづけして楽しむ人も多くいます。

皮をむくのが大変Slåen

が手にしたとげとげの灌木は、Slåen(英語でSloe、日本語だとスピノサスモモというのだそうです)で、実はリキュールに漬けるといいのだそうです。ただし、実は1週間ほど霜にさらされたほうが甘くなるので、収穫は10月か11月が最適。そうでない場合は、皮をむいて、冷凍庫に入れておけば苦みが甘味に変わると教えてもらいました。礼拝でお目にかかるとは、これまた神様の啓示とばかりに喜び勇んで帰りました。

、現在、日曜日の午後8時半。スモモ君の皮むきは一時中止です。ブルーベリーくらいしかない実の皮をむいたら何も残らないし、気が向きません。神様、こんな怠惰な私をお許しください。むにゃむにゃ。