コペンで盗難4回。

4回も財布を盗まれるのは、まぬけなのかもしれません。しかし、4回ともコペンハーゲン市内のある地域、Nørreport駅周辺で起こっています。数年前のことですが、注意喚起のために、それぞれのエピソードをまとめたいと思います。

Nørreport

1回目:こともあろうことに、コペンハーゲン聖母教会にて。暇つぶしに教会のコーラスに参加しているときに、荷物を教会の一室に置いたままにしていて被害に遭いました。リュックサックから財布だけ抜き取られた格好です。ブルーの横長のチョウの模様の好きな財布でした。

2回目:The Living Roomというおしゃれなカフェにて。冬の薄暗い日のことでした。まだ3時ごろだったと思いますが、外は真っ暗。カフェの中もロウソクの灯がユラユラ。ごちゃごちゃと並んだ、いろいろな形のテーブルや椅子を掻き分け、感じのいいコーナーに陣取りました。椅子の後ろにどっかとコートを置いて、その上にリュックサックを乗せました。これは恰好の標的。リュックサックごといかれました。まだ買ったばかりの携帯電話も、一切合切なくしました。

3回目:これは確かにまぬけでした。Nørreport駅からすぐの植物園でぶらぶら散歩していました。お天気も良く、空を見たり花を見たり、鼻歌交じりで暢気に歩いていたのでしょう。気づいた時は、リュックサックの上ぶたのファスナーが全開、中に入れていた財布がなくなっていました。ブルーの財布をなくしてから、ルームメートがくれた地味な黒の折りたたみ財布でした。この財布は翌日、植物園のごみ箱から見つかりました。現金はほとんど入っておらず、大学のコピーカードだけ入れた財布でしたが、コピーカードはそのまま入っていたので、被害はほとんどありませんでした。

4回目:もっとも犯罪色の強い盗難でした。その時、私は両手にバッグを持ち、肩掛けのポシェットをしていました。駅で切符を購入し、地下鉄のエスカレーターに乗って、地下3階まで降りようとしているときでした。突然、一人の若者がバッグを持ってあげる、とつきまとってきました。いらない、と断ったにも関わらず、しつこくバッグを掴み放しません。エスカレータは一人立ってるのがやっとの幅で、前にも後ろにも行けません。プラットフォームに着いた瞬間、彼はぱっといなくなってしまいました。電車に乗ってから、ポシェットのファスナーが開いていることに気づき、中を探すと財布が消えていました。おそらく、バッグに気を取られているうちに、後ろから他の誰かが取ったのでしょう。ひどい話です。

いずれも交番に届けましたが、ハンサムな警察官は「たぶん、何も見つからない」というだけ。最近はNørreport駅に警備員が立ってるので、だいぶ盗難件数も減ったかもしれません。

お、デンマークの鉄道は改札口がないので、自己責任で切符を購入します。切符は抜き打ちで検査されます。検査に当たる確率はざっくりいって10%以下ですが、検査のときに切符を持っていないと高額の罰金が課されます。私は、発車寸前だった電車に思わず飛び乗り、切符の購入を忘れたことがあります。その時に抜き打ち検査にあって700kr(1万2千円)の罰金を命ぜられました。くれぐれもご注意ください。