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島のローカルニュースに出た!

うものがないとは、ある意味、本当に気楽で強い気持ちにさせてくれるものです。そんなわけで島のローカルニュースに登場、「仕事ください」とアピールしてみました。

TV2Bornholmニュース(6分後)

っかけは、ひょんなことから。仕事探しをしながらいろいろな人とコンタクトを取っていたら、たまたま遭遇したのが、島の役所で新しく始まった「ガイジン活用プロジェクト」のリーダー、Metteさんです。初めて会って、意気投合し、ものすごい量の情報とインスピレーションをもらいました。極めつけは「ネットワーク作りが島で生き残る術だ!」という喝。「人と会って、会って、会いまくれ!」「最初はトイレ掃除でも、窓拭きでも構わないじゃないか!ポケットに履歴書忍ばせておいて、いろんな人に配りなさい」「まずは名刺作って。」それから、、、それから、、、。

純な私は、名刺はもちろん、いろんなアドバイスをそのまま実践に移すことにしました。そうしたら、今日、Metteさんから電話がかかってきて、TV局が役所のプロジェクトの取材に来るから、事例としてインタビューしたらどうだと打診があったのです。もちろん!やるやる。「せっかくTVに出るんだから、自分の宣伝もしなよ」って背中を押してくれて、インタビューの最後に「仕事ください」アピールの時間をくれるようTV局の人に頼んでくれました。

レーターの人も、「東京、コペンハーゲンでの学歴も数々の仕事の経験も、言葉の壁に阻まれ、なかなか活かされていない。島には国際的な企業が少ないこともあって、これまでの就職活動はうまくいっていない。彼女は今、自分の会社を立ち上げることも考えている。」と思いっきり宣伝してくれました。

島の「ガイジン活用プロジェクト」リーダーMetteさん

島のローカルニュースのTop10入り

はこれまでの経験を生かした分野でフリーランスで起業することも考えています。でも、それは成功を約束されたものではないので、大きなリスクを負います。だから、起業しながら、実際にはレストランで働いて、そのうちデンマーク語が上達したら介護の仕事も、と考えています。夏のキャンプ場の掃除のおばちゃんにも応募して、30個ほどのトイレを見て、できるかなあと自問自答したりもしています。言葉ができない、ということは、本当に仕事が限られるものです。ただ、逆に言えば、とにかく仕事をしていれば、誰かと接触することができて、日々デンマーク語を学ぶことができるわけです。

こまでして、仕事を探す本当の理由は、「永住権」です。デンマークでは年々、外国人が移住することが困難になっています。現在のルールでいくと、「永住権」を取るための要件の一つが「4年連続フルタイムの就労。最低の課税所得は400万円」です。ボーンホルム島でこの要件を満たすのは至難の業です。夏はツーリズムがありますが、冬になるとまったく仕事がないのです。典型的な過疎の島です。課税所得の要件はもちろん、年間通じてフルタイムというのがとても難しいのです。もちろん、この要件はNon-EU市民にのみ適用で、労働市場の統一をうたうEUルールでは、誰しも自由に行き来ができます。つまり彼らにはビザがまったく必要ないのです。前述のMetteさんのプロジェクトの立ち上げは、EU域内で将来、労働者が不足することを危惧してのものです。これまではポーランドから安価な労働力を活用することができた島ですが、近年はポーランドからの移民が減っているのだそうです。

はこの一点のみにおいてだけでも、EUという統一市場の意味があると思います。イギリスがEU離脱で騒がしいですが、パタリと移民の流入がとまり、人材が不足したとき、EU域内の自由がもたらした恩恵の大きさに気が付くと思うのです。それはEU域内に在住しているイギリス人にとっても同じことです。今後、彼らがNon-EUとしてデンマークで働こうと思ったら、私と同じ厳しい移民要件が付きつけられるわけです。

まあ、いろんなことがあった1日となりました。今、このブログを書きながら、ビールを飲んで乾杯してます。

 

 

 

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