緊急投稿です。秋は急にやってきました。クルミの季節がやってきたのです。いつまでも青臭い奴だと思っていたら、いつの間にか大きくなっていました。

我が家のクルミ君1号
クルミの木は大きくて、上の方の枝になっている実は手が届かないのですが、そこは大丈夫。クルミが勝手に落ちてくれます。今日、散歩をしていたら、人の庭にクルミが落ちていたので、慌てて家に帰って我が家のクルミ君のところに行ってみました。すると、どうでしょう。ぼとっと一つ落ちているではありませんか。人生初。野生のクルミとの遭遇です。
見た目はお店などで売っているクルミと変わりません。
おもしろいのは、このクルミ、落ちてくるときに、それまで身にまとっていた緑の厚い皮を剥いで出てくるのです。剥がれた皮がこちら。

クルミの皮
この皮には強烈な染色パワーが秘められていて、一つ一つクルミの皮を手で剥すと、手や爪が茶色になってしばらく取れないと聞きました。私は、羊毛の植物染め用に、3週間ほど前から青臭い奴を漬けこんで、発酵させています。今では、かなり濃厚な茶色になってきました。

次に落ちてきそうなクルミ
そんな皮を自力で剥いで出てきてくれる、クルミ君。偉いね。いつまでも青臭いなんて悪口言ってごめんね。
木を見上げると、まだまだ沢山、クルミがなっています。皮を破いて出てきそうなクルミもいくつかあります。クルミパン、クルミ天然酵母、夢は広がります。目論見はパートナーも同じようで、「おまえ、染めもの用に、全部クルミ取っちゃってないよな?」と確認してきました。ここからは、鳥や小動物もライバル。みんなと争奪戦が始まります。秋です。
※4つしかなっていなかった梨は、慎重に見守っていたのに、鳥に食われました。彼らも慎重に食べごろを見計らっていたと見えます。まだまだ、田舎暮らし初心者の私。教えられることばかりです。